祝祭に備えよ
やはりトーナメントに入ってから急に本気出してきたドイツがミラクル・トルコに勝ちましたね。
そうとなれば明日はスペインにはミラクル・ヒディングに必ず勝ってもらわなければ!
Jリーグ再開!
ガンバが勝って嬉しいな♪ヤットくんの疲労蓄積が心配だけど、「心配御無用!」なゴールでしたね。夏に強いガンバ。これからガンガン行くぜえ~い☆
一方アジア予選なんぞ関係なく勤勉にリーグを戦い続けているJ2。
ベルマーレはホームで引き分けてしまいました。
http://www.bellmare.co.jp/bellmare/view/s.php?a=4604
監督初め選手のコメントは前向きです。湘南のこともJ2のこともまだまだ勉強中のあたしですが、「昇格」というものにはめちゃくちゃ思い入れのある人間としてはもうちょっと「危機感」前面に出してもいいんじゃないかなあとは思います。
勝ち方を忘れてしまったかのようなここしばらくの内容ですから、このあたりでメンバーいじってもいいんじゃないかな、練習でいい動きしてる選手にチャンスあげてもいいんじゃないかな、とも「馬入班サポ」は思ったりもします。
バンディに関しては地域決勝出場を決め、優勝もほぼ手中ですが、やはり危機感を持って勝ち続けて欲しいと「関東班サポ」は思います。
チーム力とフロントの勤勉さ、そしてサポーター(ファミリー)の愛にはなんの疑問もありませんし、この度加古川にお輿入れしたことでバックアップについても以前よりは安心していていいのかな、とは思います。
ただ、来季からはJFLを闘っていこうというのであれば、現実問題として「やれんのか、JFL?」という心配があります。離れてしまってあたしがもう集客やスポンサーのことを気に病んでも仕方のないことですが、以前から知名度の低さやホームゲームが一箇所に定着しないのは最大の懸念のひとつでした。現状ではJFLの試合運営など苦しいばかり。Jリーグ加盟申請など通るわけがありません。
今季せっかく加古川に移転しても今季の市内実施試合は二つだけ。開幕戦はそこそこの人の入りだったそうですが場所は日岡山でした。ほんの数ヶ月前まで加古川市民だったのに、今ではなんのお手伝いも出来ない自分が歯がゆいです。
でも、来月13日は加古川陸上競技場です。すでに地域決勝進出も優勝も決まっているこの機会を捉えてフロントには集客営業に精を出してもらいたいものです。選手にもこの日はお客を意識したプレーをしてもらい、リーグ優勝祝勝会&地域決勝出場報告会に花を添えてもらいたいです。鳴り物もOKですからサポーターもがんばらなければなりませんね。特に次世代のバンディを背負う子供(選手&サポ予備軍)たちをチームに引っ張りこめるように!サッカーって楽しい、バンディについて行ったらきっと面白いことがある!って思ってもらわなきゃ。
でも、そうやって引っ張り込んでおいて、最後まで責任持てんのか?…とも思います。
ただ自分がサッカー楽しくて、まわりにも楽しんでもらいたくて、チームが大好きで、他の人にも知ってもらいたくて、ジョカトーレたちの美しさをみんなに見てもらいたくて、あたしは各地で大騒ぎを繰り返してきました。
もう地域リーグを応援するようになって6シーズン目になります。
こんなにはまり込んでしまうとは思っていませんでした。
この間に3地域に移り住み、3チームのゴール裏で声を出しました。
プロならいざ知らず、「地域密着」のこのカテゴリーでなにやってんだ自分、とも思います。
「おれたちならともかくさ、サポーターで違うチームと何度も地域決勝来るのクリスくらいだろ?」
ある選手に冗談交じりに言われたことがあります。我ながら情けないと思います。
最初のチームでさっさと昇格を果たして地域を卒業するというあたしのシナリオは破綻しっぱなしです。
だったらもうやめとけばいいのにやめられない。「応援中毒」ってやつです。
たとえ「こうもり」と呼ばれようとも移り住んだ場所で出会った人やチームとは、一度惚れたらとことん付き合う。それがあたしの流儀です。
ほんの短い間でも関わったチームや選手、サポ仲間はファミリーです。
ふるさとを定住する場所を持たないあたしには、彼らが心の家族です。
それぞれの地域、それぞれのチームにいろんな人がいろんな願いを持って集まっている。
目指す場所は同じで、時にはそこへと通じる階段を賭けて真剣勝負をしなくてはならないときもある。
でも、ひとりひとりと目を合わせて話せば、結局を志を同じくした仲間だということがわかる。
思いは一つ「Jのつく場所へ」。
サッカーだけで生きていきたい。プロになりたい。自分の存在意義を証明したい。
でもあたしはもう知っている。きみももう知っている。
上に上がれば組織は変わり、小さかった夢は肥大化し、もうおれらのかわいいチームではなくなる。
上に上がればチームは解体され、昇格のために粉骨砕身働いたきみは他所のチームにいいかなければならなくなる。
上に上がれば歴史を知らない人が増え、きみやあたしの武勇伝なんぞだれも聞いてはくれなくなる。
チームは誰のものか?きみのものでもあたしのものでもありはしない。
それでもおれたちはサッカーをする。
夢をかなえる?自己実現?なんだっていい。かまうもんか。
人生はお祭りだ。そしてお祭りは、ただ見るよりは御輿を担いだ方が楽しいに決まっている。
昔はね、年に一度の灼熱のその夜をただ自分のものにするために何もかも投げうったってかまわないって、あたしもそう思ってた。
でも今は違う。
人生は祭りで、その夜に向けて仲間と準備をするのが楽しいんだよ。
みんなであーでもない、こーでもないとくだらないことで悩んだりしながら、夜を待つ。
祭り装束のいなせな兄ちゃんにこどもは憧れる。
きみのヘディングに感動してサッカーを始めた男の子は、今でもボールを蹴っているだろうか。
あたしのあとについてゴール裏にやってきて恥ずかしそうに声を上げた少年は、今でも試合に来ているだろうか。
最後まで責任取れんのか?そんなこと、わかんねぇよ。
でもおれたちはいまでもサッカーをやっている。それが答えだ。
アレ・オー、アレ・オー、太鼓を鳴らせ。
アレ・オー、アレ・オー、口笛を吹け。
アレ・オー、アレ・オー、手を打ちならせ。
祭りの夜が来る。御輿をかつげ。ヒーローのお出ましだ。
あの町へ帰ろう。旗を打ちふろう。仲間がやってくる。
ひとりだっていいじゃないか。寂しくたってかまわない。
敵だとか味方だとか、そんなのはおいといて、ねえ、肩組んで歌おうじゃないか!
アレ・オー、アレ・オー、祝祭に備えよ!
サッカーの神様が降りてくるぞ!!
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